東職シネマカフェ」カテゴリーアーカイブ

働く人たちが正規・非正規という「枠」に分断される現状に、私たちは慣らされてしまっていませんか?(映画「メトロレディーブルース」を見て)

 「同一労働同一賃金」という言葉をよく耳にするようになりました。労働契約法20条では、不合理な労働条件の格差を禁止しています。厚労省は、「雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保」、「同一労働同一賃金」の実現を目指しています。
しかし、この映画に登場するメトロコマース事件の原告たちの実態は、正社員と全く同じ業務内容と責任を負っているにもかかわらず、基本給に加え15を数える諸手当など待遇面で差別され、永年勤め上げても退職金も支払われず、送別会もないなど人間らしい扱いも受けていません。 続きを読む

【終了】第18回東職シネマ「現代の貧困・格差山田厚史さんと若者たち」1/30(水)

日時:2019年1/30(水)18:30~ (18:00開場 20:00終了)

会場:東京大学教職員組合書記局(本郷キャンパス第二食堂3階)

ワンドリンク代:組合員・学生300円、一般500円

主催・お問合わせ:東京大学教職員組合

Tel・Fax 03-5841-7971

e-mail:syokikyoku@tousyoku.org 

作品紹介:
18歳のためのレッスン いまを考えるための羅針盤として〈10〉
「現代の貧困・格差 山田厚史さんと若者たち」
2016年製作/59分/DVD企画:デモクラTV+映像ドキュメント.com 制作:映像ドキュメント.com
 18歳選挙が始まります。安保、原発、沖縄基地などと並んで若者たちの未来に「貧困・格差」の暗雲が漂っています。経済のグローバル化の名のもとに貧困・格差が社会のあちこちに現れています。金融と財政を操る政治家と経済人は、社会的資本(道路、交通などのインフラ+教育・医療制度+空気・海・山・川などの自然資源)を破壊して顧みず、子ども、若者、シングルマザー、老人などを貧困の淵に押しやっています。18歳以上に選挙権が引き下げられた今、若者たちに未来は託されているのです。
デモクラTV代表(元朝日新聞経済部記者)山田厚史さんと若者たちが、「現代の貧困・格差」について語りました。(紹介文より)

チラシダウンロード:第18回シネマ

【終了】10/24(水)18:30~ 第17回東職シネマカフェ「浜矩子さんと若者たち」

交流の場 第17回東職シネマカフェ

18歳のためのレッスン いまを考えるための羅針盤として〈6〉

グローバル市民の声が聞こえる!
浜矩子さんと若者たち

2016年製作/59分/DVD/企画:デモクラTV+映像ドキュメント.com 制作:映像ドキュメント.com

 

アベノミクスをアホノミクスと言い換えた浜矩子(同志社大学大学院教授)さんが、今度はグローバル資本主義の「シ・ホ・ン」を「シ・ミ・ン」と置き換えて、「グローバル市民主義」というキーワードを創りました。

安保法案に反対して国会前に集まったいろんな人々は、国境なき時代の自由な市民、「グローバル市民」です。浜さんの換喩はとどまるところを知らず、Joe Southの「おれの靴で歩いてみなよ、1マイル(Walk a mile in my shoes)」という歌が、「あんたの靴で歩いてみよう、1マイル」と読み換えられます。他人の痛みがわかる落語の登場人物の気分でしょうか。「グローバル市民」は「グローバル長屋の住民たち」と呼べば、ぐっと身近に見えてきませんか。

経済は、どんな形状をしているでしょうか?浜さんは3つの三角形で説明します。

①成長・競争・分配 ②地球・国家・地域 ③ヒト・モノ・カネ

ヒトはずっと経済生活を続けています。その経済が、とめどない欲望や、かぎりない収奪のためだけなら、ヒトはとっくに経済なんか捨てているでしょう。結局、ヒトのためにならない経済なんて、経済じゃないんです。「分配と地域とヒト」、これがグローバル市民主義の基底なのです。

いま、世界中で若者たちが「再分配」を求めて立ち上がっています。“わたしたちはあきらめない!”、“On Lâche Rien!”、“We Are 99%!” etc。18歳のみなさんも、すでにグローバル市民の一員ですよ。(紹介文より)

日時:2018年10/24(水)18:30~ (18:00開場 20:00終了予定)

会場:東京大学教職員組合書記局(本郷キャンパス第二食堂3階)

ワンドリンク代:組合員300円、一般500円

主催・お問合わせ:東京大学教職員組合 Tel・Fax 03-5841-7971

https://tousyoku.org

e-mail: syokikyoku@tousyoku.org

【終了】第16回東職シネマカフェ 4月27日(金)18:30~

第16回東職シネマカフェチラシ(20180427) ◎予約不要、どなたでもどうぞ

18歳のためのレッスン いまを考えるための羅針盤として〈11〉

「日本国憲法」はアジアへの国際公約である

~徐京植さんと学生たち

2016年製作 59分39秒 (DVD) 企画:デモクラTV映像ドキュメント.com 制作:映像ドキュメント.com

前回に続き、「18歳のためのレッスン」シリーズを視聴します。 続きを読む

【終了】12/13(水)18:00~20:00(開場17:45)第15回シネマカフェ

◎予約不要・どなたでもどうぞ◎

第15回東職シネマカフェ
ゲスト小森陽一さんと
 DVD『安保法制と憲法』を見る
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【終了】8/21(月)18:30~第14回東職シネマカフェ 明治初期の北海道開拓を描く「大地の侍」

夏の夕涼みをかねて東職シネマカフェを企画しました。
予約不要・鑑賞無料です。*お飲み物(有料)は用意しています。

2017年8月21日(月) 18:30 開映(開場18:00)
会場:東京大学教職員組合組合室(生協第2食堂3階奥)
今回の上映は、明治初期の北海道開拓を描く幻の映画「大地の侍」です。 続きを読む

【終了】4/20(木)18:30~第13回東職シネマカフェ 麻生ヘリ基地問題と地下鉄工事記録映像

予約不要・鑑賞無料・どなたでもご参加いただけます
チラシはこちら⇒第13回東職シネマカフェ
第13回東職シネマカフェ
2017年4月20日(木)18:30~ (開場18:00 終映19:30予定)
ワンドリンク代(おつまみ付き):組合員300円 一般500円
会場:東京大学教職員組合書記局(生協第2食堂3階)
主催:東京大学教職員組合 お問い合わせ TEL03-5841-7971
【上映作品】
1) NO BASE in ROPPONGI

大都会・東京のど真ん中 都民の憩いの地・青山公園に絶対あってはならない米軍ヘリコプター基地がある。
あなたに知って欲しい! 麻布ヘリ基地問題
DVD スタンダードサイズ  20分  2007年

2) く っ さ く

16mm 30分 1970年 企画・帝都高速度交通営団 制作・日本シネセル
科学技術映画祭で高い評価を受けた工事記録映像。
地下鉄千代田線は、国鉄常磐線の綾瀬と、小田急線代々木上原を結び、相互直通乗入れする全長23キロメートルの大幹線である。
都市における地下土木のあらゆる工法のすべてが、克明な工事記録と共に紹介される。
*参考:メトロアーカイブアルバム 千代田線の歴史(写真は不忍池付近の工事)

【終了】11/16(水)第12回東職シネマカフェ 新作『きけ わだつみのこえ』(1995年製作 東映作品)

「わだつみのこえ記念館」開館10年記念企画③
予約不要・鑑賞無料・どなたでもご参加いただけます
チラシはこちら⇒第12回東職シネマカフェ
第12回 東職シネマカフェ    協力:わだつみのこえ記念館
2016年8月31日(水) 17:45開場 18:00開映(終映20:00予定)
ワンドリンク代(おつまみ付き):組合員300円 一般500円
会場:東京大学教職員組合書記局(生協第2食堂3階)
主催:東京大学教職員組合 TEL03-5841-7971内線27971
第12回東職シネマカフェ【上映作品】
1995年製作 東映  130分(DVD)
『きけ、わだつみの声 Last Friends』
監督:出目昌伸 脚本:早坂暁
製作:高岩淡 山科誠
出演者:織田裕二、風間トオル、的場浩司
緒形直人、仲村トオル、鶴田真由
【同時上映】
文部省制作の「学徒出陣」1943年製作 10分(DVD) 続きを読む

【終了】8/31(水)第11回東職シネマカフェ 『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』(1950年作品)

「わだつみのこえ記念館」開館10年記念企画➀
予約不要・鑑賞無料・どなたでもご参加いただけます
チラシはこちら⇒第11回東職シネマカフェ
第11回 東職シネマカフェ    協力:わだつみのこえ記念館
2016年8月31日(水) 17:45開場 18:00開映(終映20:00予定)
ワンドリンク代(おつまみ付き):組合員300円 一般500円
会場:東京大学教職員組合書記局(生協第2食堂3階)
主催:東京大学教職員組合 TEL03-5841-7971内線27971
第11回東職シネマカフェ
【上映作品】
1950年製作 東横映画  107分(DVDでの上映です)
『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』
監督:関川秀雄 脚本:舟橋和郎
製作:マキノ満男
出演者 :伊豆肇、原保美、杉村春子、
英百合子、沼田曜一、花沢徳衛
【同時上映】
文部省制作の「学徒出陣」1943年製作 10分(DVDでの上映です)

*「わだつみのこえ記念館」10年記念企画
10/26(水)第26回東職ランチョンセミナー 講演:岡安茂祐氏(わだつみのこえ記念館理事長)
③11/16(水)第12回東職シネマカフェ 新作『きけ わだつみのこえ』(1995年製作 東映作品) 続きを読む

【終了】5/25(水)第10回東職シネマカフェ

第10回東職シネマカフェ(表)チラシはこちらです⇒第10回東職シネマカフェ
予約不要・鑑賞無料
第10回 東職シネマカフェ
 2016年5月25日(水)
 18:15開場 18:30開映(終映20:00予定)
会場:東京大学教職員組合書記局(生協第2食堂3階) 地図
ワンドリンク代(おつまみ付き):組合員300円 一般500円
『アリサ ヒトから人間への記録』(1986年 78分 文部省特選)
制作協力:さくら・さくらんぼ保育園創設者(元園長)故斎藤公子
製作:小島義史、野原嘉一郎脚本:ふじたあさや、撮影:山本駿
監督・演出:山崎定人、製作会社:青銅プロダクション・共同映画
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ひとりの女の子の生後6ヶ月から6歳11ヶ月まで、7年の成長を追ったドキュメンタリー。家庭でも保育園でも一切、文字の読み書きを教えないことを 方針のもと、”アリサ”と名づけられた女の子は、発育に応じて、溢れるような意欲と体力、瑞々しい感性と創造力、仲間を思いやる優しい心を獲得していく
主催:東京大学教職員組合 TEL03-5841-7971内線27971 http://tousyoku.org/