日別アーカイブ: 2018年10月2日

【終了】10/24(水)18:30~ 第17回東職シネマカフェ「浜矩子さんと若者たち」

交流の場 第17回東職シネマカフェ

18歳のためのレッスン いまを考えるための羅針盤として〈6〉

グローバル市民の声が聞こえる!
浜矩子さんと若者たち

2016年製作/59分/DVD/企画:デモクラTV+映像ドキュメント.com 制作:映像ドキュメント.com

 

アベノミクスをアホノミクスと言い換えた浜矩子(同志社大学大学院教授)さんが、今度はグローバル資本主義の「シ・ホ・ン」を「シ・ミ・ン」と置き換えて、「グローバル市民主義」というキーワードを創りました。

安保法案に反対して国会前に集まったいろんな人々は、国境なき時代の自由な市民、「グローバル市民」です。浜さんの換喩はとどまるところを知らず、Joe Southの「おれの靴で歩いてみなよ、1マイル(Walk a mile in my shoes)」という歌が、「あんたの靴で歩いてみよう、1マイル」と読み換えられます。他人の痛みがわかる落語の登場人物の気分でしょうか。「グローバル市民」は「グローバル長屋の住民たち」と呼べば、ぐっと身近に見えてきませんか。

経済は、どんな形状をしているでしょうか?浜さんは3つの三角形で説明します。

①成長・競争・分配 ②地球・国家・地域 ③ヒト・モノ・カネ

ヒトはずっと経済生活を続けています。その経済が、とめどない欲望や、かぎりない収奪のためだけなら、ヒトはとっくに経済なんか捨てているでしょう。結局、ヒトのためにならない経済なんて、経済じゃないんです。「分配と地域とヒト」、これがグローバル市民主義の基底なのです。

いま、世界中で若者たちが「再分配」を求めて立ち上がっています。“わたしたちはあきらめない!”、“On Lâche Rien!”、“We Are 99%!” etc。18歳のみなさんも、すでにグローバル市民の一員ですよ。(紹介文より)

日時:2018年10/24(水)18:30~ (18:00開場 20:00終了予定)

会場:東京大学教職員組合書記局(本郷キャンパス第二食堂3階)

ワンドリンク代:組合員300円、一般500円

主催・お問合わせ:東京大学教職員組合 Tel・Fax 03-5841-7971

https://tousyoku.org

e-mail: syokikyoku@tousyoku.org