【終了】11/18(金)UT-CAS学習会vol.2「強行採決から1年~市民連合から野党共闘、そして憲法は今」

◆UT-CAS学習会vol.2「強行採決から1年~市民連合から野党共闘、そして憲法は今」―山口二郎先生と論議する
○日時:2016年11月18日(金)18:30開場 19:00開演
○会場:本郷キャンパス工学部8号館83号講義室
HP:http://todaijinshukai.web.fc2.com/ mail: todaijin.shukai@gmail.com
facebook:https://www.facebook.com/todaijin.shukai/

○企画内容
昨年9月19日、内容としても違憲であり、手続きとしても多くの問題を孕んだ安全保障法案が「成立」しました。しかしそれから1年、私たちの運動は、弱まるどころから、全国から多くの人々が立ち上がり、声をあげ続け、現在の政治と憲法についての思考と行動が続いています。最も象徴的なものが、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めて結集した、市民連合の成立であり、市民連合をはじめとする全国の社会運動の要請を受けて成立した野党共闘の枠組みだと言えるのではないでしょうか。
本学習会では、闘う政治学者として、全国を飛び回りながら、現在の政治や憲法について講演・活動をなさっている山口二郎先生をお呼びして、強行採決から1年、どのように社会や政治についての変容が生じ、そして現在、どのような憲法・安全保障の問題が私たちに突き付けられているのかについて議論したいと思います。そして、みなさんと一緒に、私たちの生きる時代を検討し、その未来を考えていきたいと思います。

○講師プロフィール:山口二郎先生
1958年生まれ、東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手、北海道大学助教授・教授を経て、2014年より法政大学法学部教授。日本政治学会元理事長。『大蔵官僚支配の終焉』『ポスト戦後政治への対抗軸』をはじめとして、多くの単著・共著・編著があり、市民向けの政治学入門書も多い。安保法制に関しても、衆議院平和安全法制特別委
員会での公聴人を務めるのみならず、国会前抗議/多くの安保法制反対のスピーチに登壇する。

○主催:UT-CAS(安保法制廃止を求める東京大学人アピール実行委員会)
本団体の母体は、安全保障法案(当時)の違憲性及び非民主主義的諸問題を危惧し、小森陽一・市野川容孝両教授(教養学部)および学生有志らを発起人として、昨年6月に立ち上げられ、現在まで伊藤真(伊藤塾塾長)・石川健治(政治学研究科教授)・濱田邦夫(元最高裁判事)ら専門家を招いたシンポジウムを主催しています。また、アピールへの東大関係者の賛同人は、短期間で1000人近くにのぼり、法案に関する関心の高さが窺えました。今後とも立憲主義と民主主義の理念を強く発信し立ち上がるべく、本年3月22
日に「安保法制廃止を求める東京大学人アピール実行委員会」(UT-CAS)として再スタートを切っており、本年5月15日の木村草太氏(首都大学東京教授)を招いたシンポジウムでは学生・院生・OBOG・市民の方々を含め、300人を超える来場者を数えました。

○共催
東京大学工学部教職員組合、東京大学教職員組合
○協賛
戦争法廃止を目指す東大有志の会

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