【終了】7/10(金)安保法案 東京大学人緊急抗議集会

チラシはこちらです⇒安保法案東京大学人緊急抗議集会アピール

2015年7月10日(金)18時45分開始
東京大学駒場キャンパス5号館525教室
「安保法案 東京大学人緊急抗議集会・アピール」実行委員会

詳細はこちらをご覧ください。http://todaijinshukai.web.fc2.com/index.html

集会では、東大出身の学者や現役の学生の登壇者によるスピーチ、集まったメッセージをもとに作成した集会アピールの採択をおこないます。
登壇者:高橋哲哉(東京大学教授 哲学)、佐藤学(東京大学名誉教授、学習院大学教授 教育学)、ほか現在要請中安全保障関連法案の今国会での成立に反対するあらゆる方々に集会での結集を呼びかけます。
集会後、今後の行動についての交流会をおこないます。
主催:「安保法案 東京大学人緊急抗議集会・アピール」実行委員会

○呼びかけ趣意書
戦後 70 年が経とうといういま、政府によって日本の国のかたちがおおきく変えられようとしている。日本はどのような道へ進
むのか、われわれはその決定的な岐路に立っている。
政府が今国会中にも成立させようとしている「平和安全法制整備法」および「国際平和支援法」は、昨年の閣議決定と今年4月
の日米ガイドラインの改定を受け、「切れ目のない」対応という名目のもと、戦争に対して日本がいかなる姿勢をとるのか、その
致命的な変更をもたらすものである。この法案に対し、われわれは「安全保障関連法案の今国会での成立に反対する」という一点
のもとに共同し行動することを、東京大学のあらゆる構成員に呼びかける。
本法案の争点は多岐に及び、われわれは多くの疑問や危機感をいだいている。憲法改正の手続きを経ぬまま、従来確立されてい
た自衛隊の最も基礎的なあり方さえ一時の政府の憲法解釈変更と法案の強行採決によって変更する、これは明らかに立憲主義に反
するのではないのか? 法案にあるような後方支援を拡大すれば、自衛隊が本格的な戦闘をおこなうことになるのではないか?すで
に武力行使ではないなどとは言えないのではないか? この法案が通れば本当に日本はより安全に近づき国際的な平和にも貢献でき
るのか? 疑問は尽きない。国会の審議における政府答弁は政治的責任に応えたものではなく、様々な識者の意見によっても問題は
噴出している。われわれはこの法案に対して、抗議の声を上げずにはいられない。
東京大学には、戦前、軍国主義の波に呑まれ、学問の自由を失い、多くの学徒を戦争に動員された痛苦の歴史がある。ふたたび
その歴史を繰り返さぬために力を合わせ、平和と民主主義の破壊を止めることは、われらが先人への誓いであり、未来の世代への
責任である。今こそ、自らの教育・研究を通じて「世界の平和と人類の福祉」に貢献するという決意(東京大学憲章・前文)を発揮し、
全東大人の平和への意思を示すときではないだろうか。
われわれは具体的な実施計画として次のことを提起する。

1)「安全保障法制の今国会での成立に反対する」の一点で結集した東京大学人集会に向けて、その主張にたいする賛同を、東京大学の学生、職員、教員、OBOG の各方面に求め、併せてメッセージを募る。
2)集会においては、各登壇者によるスピーチ、ならびに募集したメッセージを総合した集会アピールを作成し、集会での採択に付す。3)以上結果を政府、国会議員、メディアに訴え、広範かつ有効な波及をねらう。4)この度のたたかいは 8 月下旬、場合によれば 9 月までも延長されうることを考慮し、学生・研究者はその本分たる学業学問の両立も鑑みつつ、7 月上旬の集会後も持続した行動をとることを確認する。
いまこそ、われわれはどこから来て、どこへ向かうのか、その問いに向き合わなければならない。法案阻止を確信し、即座に行動を開始してゆきたい。

○私たちはなぜ集まったか
わたしたちは、日本の国と自衛隊のあり方を根本からかえてしまう、しかもおよそ正当と言えない手続きで立法されようとしている「安全保障法制」に反対するために、何かしたいと集まった東大の有志です(最初に集まったメンバーは学生 12 人)。
いま国会前などで、学生が続々と抗議に集まっています。大学の先生たちも、「安全保障法案に反対する学者の会」への賛同者が一週間余で 7000 人を越えるなど、急速に動き始めています。そんななかで自分たちにできることはなんだろうかと考え、東大は東大として、学問の府としてメッセージを発したいと考え、先生方とも相談し、このような集会・アピールを企画することにしました。数百人の規模で成功させたいと考えています。そのために多くの協力が必要です。趣旨に賛同していただける方、ぜひ、実行委員会への参加をお待ちしております。

 

○緊急抗議集会
わたしたちは、日本の国と自衛隊のあり方を根本からかえてしまう、しかもおよそ正当と言えない手続きで立法されようとしている「安全保障法制」に反対するために、何かしたいと集まった東大の有志です(最初に集まったメンバーは学生 12 人)。
いま国会前などで、学生が続々と抗議に集まっています。大学の先生たちも、「安全保障法案に反対する学者の会」への賛同者が一週間余で 7000 人を越えるなど、急速に動き始めています。そんななかで自分たちにできることはなんだろうかと考え、東大は東大として、学問の府としてメッセージを発したいと考え、先生方とも相談し、このような集会・アピールを企画することにしました。数百人の規模で成功させたいと考えています。そのために多くの協力が必要です。趣旨に賛同していただける方、ぜひ、実行委員会への参加をお待ちしております。
日時: 7 月 10 日(金)18:45 ~
会場:東京大学駒場キャンパス 5 号館 525 教室
内容:学生・教員・職員・OBOG からのスピーチ
アピール採択など
佐藤学氏(東京大学名誉教授・学習院大学教授 教育学)
高橋哲哉氏(総合文化研究科教授・哲学)登壇予定、ほか
登壇要請中

 

○アピール
アピールに賛同される方は賛同用紙またはWebフォームに
ご記入ください。お寄せ頂いたメッセージは随時公表します。
Web:http://todaijinshukai.web.fc2.com/