【終了】12/7(日)哲学熟議 第五回 「学徒出陣と大学の戦時協力」*入場無料:事前のお申し込みを受け付けます。

哲学熟議 第五回 「学徒出陣と大学の戦時協力」

期日 2014年12月7日(日) 13:30開場 14:00-17:00
会場 東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館 92B教室
講師 白井 厚 慶応義塾大学 名誉教授
パネルトーク コメンテータ 渡邊總子 わだつみのこえ記念館館長
演奏 「きけわだつみのこえ」ほか
ソプラノ 新藤昌子 ピアノ 小ノ澤幸穂
語り Alex Mongellaz
ピアノ・進行 伊東 乾 東日本大震災復興支援哲学会議事務局長
主催 東日本大震災復興支援哲学会議

東日本大震災以降、日本社会全般に「専門家の権威が失墜した」「御用学者は信用できない」といった言説が流布しました。しかし、3.11以降と比較にならない専門知の濫用、御用学者の跋扈が問われぬまま放置されているのが、第二次世界大戦時の大学・研究機関の戦時協力に他なりません。
翼賛体制のもと、大学・学校は学徒の戦争動員に一パーツとして役割を果たし、昭和18年以降は在学中の学究の徒を兵士として戦地に送り、多くの若者は二度と故国の土を踏まず、学成る以前に命を落としました。こうした経緯を結果的にそのまま放置して70年という人一人の一生に近い年月を過ごしてきた日本の現実があります。
来る2015年、私たちは広島・長崎そして終戦から70年目を迎えます。その直前に当たる2014年、真珠湾攻撃の「イヴ」にあたる12月7日(日曜日)、私たち東日本大震災復興支援哲学会議は、大学の戦時協力、そして学徒出陣という「来し方」を直視し、改めて私たちの「行く末」を真剣に検討する熟議を開きたいと考えました。

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