【終了】8/27(水)第6回 東職シネマカフェ

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2014年8月27日(水) 18:15開場 18:30開映 (終映20:30予定)
会場:東京大学職員組合書記局(生協第二食堂3階)
1ドリンク(おつまみ付):組合員300円 一般500円

【プログラム】
「島の子どもの夏休み 太平洋の小島に生きる」 30分
「原子力発電 仕組みと安全性 エネルギー安定確保のために」28分
「原発切抜帖」45分

1)「島の子どもの夏休み 太平洋の小島に生きる」*映像の保存状態は悪い
昭和35年9月の日本教育テレビ(現テレビ朝日)で放送。司会:秋山ちえ子 リポーター:無着成恭
東京から南300kmはなれたところに八丈小島がある。島民24世帯、94人は貧困と苦難に耐えながら生活をしてきたが、昭和42年、ついに新しい生活の場所をもとめて、全員離島にふみきった。宇津木村を取材。

2)「原子力発電 仕組みと安全性 エネルギー安定確保のために」
1989年/28分 制作:英映画社 企画:日本経済教育センター
出演:餌取章男(科学ジャーナリスト)
生田豊朗(日本エネルギー経済研究所 理事長)
近藤駿介(東京大学 工学部 教授)
出澤正人(東京電力 柏崎刈羽発電所 発電部長)
藤家洋一(東京工業大学 原子炉工学研究所 所長)
現在わが国では49基(2014年現在)の原子力発電所が稼働
しており、出力は総発電量の1/3を占めている。その必要性、
安全性については論議が多いが、安全の基本は核分裂によっ
て生じる放射性物質をいかに発電所外に出さないかにつきる
と述べる。*建設中は4基、計画中は8基

3)「原発切抜帖」
1982年 45分
制作:青林舎 監督:土本典昭
製作:山上徹二郎 企画:土本典昭
ナレーター:小沢昭一
音楽:高橋悠治と水牛楽団
撮影:渡辺重治

1980年代の初めからヨーロッパに再燃した反核運動は1982年に日本に及び、急ピッチに反対署名運動などが広がった。しかし、それは核兵器を対象とするもので、原発批判とは結びついていなかった。
この作品はそうした状況に一石を投じつつ、原爆被爆体験国から原子力大国へかけ進む日本の戦後史を、新聞記事の早めくりで一息に見直す意図をもって映像化 された。主役は手持ちのスクラップ(切抜)と古い新聞資料。「絵にならない」文字言語、新聞のメディアを下図につくりあげた世界にもまれな実験映画の試み でもある。