【終了】1/25(土) 第21回 チーム平和!見学会 「谷根千空襲跡を巡る」

全国大学生協連合会 東京ブロック教職員委員会
第21回  チーム平和!見学会 谷根千空襲跡を辿る
日時 1月25日(土)午後2時00分
JR「日暮里」駅南口(鴬谷方向)改札 集合

【当日予定コース】谷中墓地→初音の杜→三四真地蔵→坂下平和地蔵→旧安田楠雄邸→大観音光源寺→根津神社

見学会参加希望者は① 氏名  ② 学校名  ③ 教員・職員・学生の別 を明記して
hirata.my@fc.univcoop.or.jp (東京ブロック平田:070-6478-9570)までメールをください。
当日の飛び入り参加も大歓迎ですよ。

「谷根千(やねせん)」という地名はありません。1984年に台東区の谷中・上野桜木、文京の根津・千駄木・弥生・向丘、それに荒川区の西日暮里や北区の 田端あたりを取材範囲として創刊した地域雑誌「谷中根津千駄木」の愛称として生まれ、そのごこのあたりの場所を指す一般名詞となりました。しかし、その範 囲あいまいで、それぞれです。
およそ四半世紀の町の聞き取りでよく耳にしたのは「震災、戦災を免れた・・・」というフレーズでした。しかし、もう一歩踏み込めば、この町にも戦争の跡 がいくつもありました。たび重なる東京大空襲のなかでも、ひときわ著しい被害のあった下町大空襲の隣町であったための、フレーズだったのかもしれません。 本郷台地の東大と上野台地の博物館、アメリカは両者を空襲から外したといいます。狭間にあった根津の町は、恣意的な計画ゆえに戦災を逃れましたが、重要文 化財(旧国宝)の根津神社は1945年1月28日に被災しました。3月4日は平和地蔵がまつられる千駄木鹿島湯で23人、須藤公園近くの貯水槽下で42 人、谷中三町で70人・・・、実数はもっともっと多いはずです。それでも「戦争被害の比較的少なかった町・・・」と言われています。
(案内人:山﨑範子)
・・・・・・
次回は「北の丸公園平和散策・千鳥が淵戦没者墓苑」 3月29日(土)午後2時 田安門 (地下鉄 九段下)集合です。