第3回 東職シネマカフェ 2013年8月21日(水曜日)18:15開場 18:30開映 1ドリンク+おつまみ 組合員300円 一般500円 会場: 東京大学職員組合書記局(生協第2食堂3階) Tel. Fax. 03–5841–7971
【プログラム】
「南無一病息災」(アニメ) 18分 カラー 1973年 監督:岡本忠成
紙の人形と音楽が一体となったアニメ。音楽は及川恒平。豪傑な五郎市に取り付いた赤鬼、病気がちの与茂平に取り付いた青鬼が人間に悪さをする。健康がゆえに暴飲暴食をして早死にするより、病気一つくらいあっても体をいたわり無理をしないで長生きする方が良い・・・というが、さあどうだろう。
「地蔵になった男」 30分 カラー(褪色あり) 1973年 制作:NHK
1898年に信州伊那に生まれ、貧しさで進学できなかったことから、郷土立の総合大学建設という壮大な夢の実現に半生をかけた宮沢芳重。東京根津に住み、労務者として働きながら、稼ぎの大半を飯田市立図書館や県立飯田高校に本を送り、現金を大学設立準備金として送金した。1970年、志半ばで逝った芳重さんを、郷里では芳重地蔵を建てて讃えた。没後44年たったいま、ふたたびその足跡が注目されている。
「ムカシが来た-横浜市長屋門公園古民家復元の記録」 46分 1993年 監督:松川八洲雄
古民家の移築復元に示される職人達の見事な技術と昔の確かな手仕事。玉石の礎石の凹凸に合わせて根の生えたように立った大黒柱。およその見当で美しく刈り込まれる萱葺屋根。古民家での季節の行事に来園者は昔のくらしを実感する。