【終了】11/21(火)12:10~13:00 第34回東職ランチョンセミナー「福島第一原子力発電所の廃炉の前途~混迷からの救出~」 講師:佐藤 暁氏


無料・予約不要・弁当持参可・昼休みを有効に使う勉強会、どなたでもどうぞ。
第34回東職ランチョンセミナー⇒案内チラシ
「福島第一原子力発電所の廃炉の前途~混迷からの救出~」
講師:佐藤 暁氏(原子力コンサルタント)
*当日のレジュメはこちらでご覧になれます⇒第34回東職ランチョンセミナー配布資料
会場:工学部3号館 2階32講義室
日時:2017年11月21日(火)
12:10~13:00[開場11:30]
佐藤暁氏はGE社で長く原発技術全般を担い、退社後は原子力コンサルタントとして第一線で活躍中。 氏は「“40年以内に廃炉”とした東電発表は、全く見込みのないことを知りつつ広げた大風呂敷か、技術的に著しく無知。全てにおいて失敗と遅延が発生し、混迷。今や当事者が国から無尽蔵な財政的支援を受けたとしても混迷からの脱出はできない。」*と指摘。セミナーでは混迷から救出するための新しい方向性と指針が提示される。
*:“福島第一原子力発電所の廃炉の前途――混迷からの救出”(『[決定版]原発の教科書』新曜社、2017年)中、「はじめに」から抜粋

主催:東京大学教職員組合 Tel・Fax:03-5841-7971
E-Mail:syokikyoku@tousyoku.org  http://tousyoku.org/
共催:東京大学工学部教職員組合
常勤・非常勤にかかわらず、東京大学で働く教員・職員の生活・労働条件に関わりを持つ問題・テーマを、専門家に聞く機会を持てないか・・・。
そんな声から東職ランチョンセミナーは生まれました。昼食(弁当)持ち込み可の肩のこらないランチョン形式。専門家の話を40分聞き、質疑を15分。どなたでもご参加ください。昼休みを有効に使います。
【東職ランチョンセミナー履歴】
第1回 2014年3月5日「制定前後から見た憲法の今日的問題」石田 憲氏(千葉大学法経学部教授)
第2回 4月4日「最近の労働法制改革の動きについて」水町勇一郎氏(東大社会科学研究所教授)
第3回 5月19日「大学研究と公益通報制度」新村響子氏(弁護士/旬報法律事務所)
第4回 6月12日「学校教育法改正と大学の自治」広渡清吾氏 (法学/専修大学教授)
第5回 6月23日「安倍政権の政策をどう見るか」宇都宮健児氏 (弁護士)
第6回 7月23日「憲法9条と現在の政治状況について」小森陽一氏(東大教養学部教授)
第7回 9月25日「女性の活躍促進というけれど」大沢真理氏(東大社会科学研究所教授)
第8回 10月9日「原発と火山噴火リスク」中田節也氏 (東京大学地震研究所教授)
第9回 11月19日「軍事と企業技術・大学研究」話題提供者を囲んでの意見交換
第10回 2015年1月21日「急展開する軍学共同」池内 了氏(総合研究大学院大名誉教授)
第11回 2月12日「日本軍『慰安婦』問題をどう考えるか」吉見義明氏(中央大学教授)
第12回 3月4日「八ッ場ダムの長期的な安全性は保証されているのか!」伊藤谷生氏(千葉大名誉教授)
第13回 4月9日「原子力発電所と断層~科学と行政の狭間で~」藤本光一郎氏(東京学芸大学准教授)
第14回 5月22日「農地除染と地域再生の課題~大学の役割」溝口 勝氏(東京大学教授)
第15回 7月13日「景色の変化の向こうに見えるもの~災害と開発の歴史」榎原雅治氏(東京大学教授)
第16回 9月17日「医療事故調査制度-その仕組み構築の難しさ-」樋口範雄氏(東京大学教授)
第17回 10月7日「上野の杜からー自然と歴史環境・憩いのアメニティ空間の危機~」(小川 潔氏)
第18回 11月18日「予定市民・患者と医療者の対話から生まれるもの」孫 大輔氏(医学教育国際研究センター講師)
第19回 2016年1月15日「異次元金融緩和とは何だったのか?アベノミクス再考」伊藤正直氏(大妻女子大学教授)
第20回 2月8日「中国の労働組合」髙見澤 磨氏(東京大学東洋文化研究所所長・教授)
第21回 4月8日「歴史学からみた地震・噴火 ~東大で文理融合を実現することは国民のためにもどうしても必要~」保立道久氏(東京大学名誉教授)
第22回 5月13日「沖縄にはかつていかなる王国があったのか」渡辺美季氏(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
第23回 6月10日「再生可能エネルギーの系統接続の課題と対策」今中政輝氏(東京大学生産技術研究所特任研究員)
第24回 7月20日「なぜ原発はNGなのか」岡屋 克則氏(工学部システム創成学専攻助教)
第25回 9月16日「江戸時代の日本と朝鮮・中国」鶴田 啓氏(東京大学東洋文化研究所教授)
第26回 10月26日「わだつみのこえ記念館への期待-開館10周年を迎えて-」岡安 茂祐 氏(わだつみのこえ記念館理事長)
第27回 11月30日「同一労働同一賃金と働き方改革」水町勇一郎氏 (東京大学社会科学研究所教授)
第28回 2017年1月31日「進む軍産複合体~取り込まれる大学、研究者たち」望月 衣塑子氏(東京新聞記者)
第29回 2017年3月2日「日本の大学における軍学共同の歴史―東京帝国大学の事例を中心に―」畑野 勇氏(政治学)
第30回 5月16日「軍事研究禁止の原則◆再確認に向けて どうする東大!!」佐藤岩夫氏(社研教授)+須藤靖氏(理学部教授)
第31回 6月22日「育徳園と三四郎池」原 祐一氏(埋蔵文化財調査室)
第32回 9月1日「自由が危ない! 共謀罪法の濫用を監視し、廃止するには」海渡雄一氏(弁護士)
第33回 9月26日 「水資源開発と東京オリンピック~利根川に依存する私たちの暮らし」梶原健嗣氏(愛国大学准教授)