全文はこちらです⇒「ひまわり」284号
男女共同参画基本データの紹介
前号のひまわりでも記述いたしましたように、東職女性部では教研集会開催(9月宇都宮大学)に先立ちまして、1.構成員(職員)の男女比調査、2.男女共同参画基本データ(育児・介護休業休暇に関する数値)3.その他改良したこと、問題点などの調査を行い、5月18日(女性部にて受領)に大学本部より詳細な回答をいただきました。今号では育児・介護に関するデータを中心に分析したいと存じます。データは2015年度のものになります。
○出産と育児に関連して
育児休業取得人数
育児休業は男性、女性の教職員ともに取得することができます。「休業に関する取扱い」ならびに大学本部にて発行されております「東京大学におけるワーク・ライフ・バランス支援ハンドブック」でご確認ください。ただし、短時間有期雇用教職員(満1歳と6月まで)と教職員(満3歳まで)では取得期間、取得方法等が異なります。今回ハンドブックにその詳細の記載がないことがわかりました。そのほかの数値を他大学と比較してみました。目標値としてデータを入手することのでき265大学、5高専、1研究所の中で最も良いデータを記入いたしました。
今回入手できました他大学のデータを分析すると、産前休暇8週が過半数でした。条件付きとのことですが、非常勤教職員の方が有給で産前産後休暇を取得できる大学があります。
○看護と介護に関連して
子の看護休暇取得人数
子の看護休暇は男性、女性の教職員ともに取得することのできる特別休暇です。就業規則ならびに「東京大学におけるワーク・ライフ・バランス支援ハンドブック」でご確認ください。短時間有期雇用教職員の方にとりまして現在無給の休暇ですが、多くの方の利用があることがわかりました。育児休業に比べて男性の取得が多いこともわかります。利用の拡大を進めてゆきたいと思います。そのほかの数値を他大学と比較してみました。
東職女性部では皆様と一緒に、より働きやすい職場環境の整備に向けて考えてゆきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 続きを読む